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井上 りか子「かなしみにくちづけを」

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【会期終了のお知らせ】
この度の新型コロナウィルス感染拡大にの状況を鑑み、4月7日(火)よりギャラリーを臨時休廊いたします。それに伴い、現在開催中の井上りか子「かなしみにくちづけを」展は、会期途中で終了とさせて頂きます。

 

画家・井上りか子による個展「かなしみにくちづけを」を開催いたします。

美術大学の現役学生ながら、シェル美術賞をはじめいくつかの展覧会に入選を果たすなど、国内外で積 極的に活動の場を広げてきた井上。本展はLOKO GALLERYにおける彼女の初個展となります。

井上は制作の最初期から一貫して、人体や植物といった有機的なモティーフを扱ってきました。流動的で生々しい肉体の表現は人間の情念や体内の神秘などを感じさせる一方で、そういった作品が纏いやすい深刻さや暗さとは距離を置いた、どこか乾いたユーモアを秘めてもいます。自らの感情や感覚を制作の起点としつつも、ランダムに選んだ写真集からモティーフをサンプリングして絵に取り入れたり、複数のキャンバスを縫い合わせたりといった実験的かつ客観的な制作手法を用いていることは、その要因の1つとして挙げられるでしょう。

本展のタイトルは、フランソワーズ・サガンの著作『悲しみよこんにちは』から着想を受けてつけられたものです。井上は現在の自分にとって、「悲しみ」が最もリアリティを持って捉えられる感情だと語ります。それは必ずしもネガティヴなものとは限らず、「その感情が嘘ではない」という感覚の中にある種の真実性や美を見出すことが、今の彼女にとっては生や制作の要点になっているようです。

本展は、未発表の最新作品10数点によって構成されます。新しい時代に挑もうとする清新なペインティングの萌芽に触れていただければ幸いです。

井上りか子 / Rikako INOUE
1997年 東京都生まれ
2020年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻4年在籍
2020年 ベルリン芸術大学協定留学派遣

主な個展
2019 個展「シュランムフィッシュ」/GALLERY b. TOKYO
2018 個展「暗黙知」/Hammock cafe(東京)

主なグループ展
2019 グループ展「Authentic」/Uptown Koenji Gallery(東京)
2019 公募展「Tokyo Independent 2019」/東京芸術大学陳列館(東京)
2019 二人展「そこにある実存について」/桶屋(東京)
2018 グループ展「Echo」/Uptown Koenji Gallery(東京)
2017 グループ展「僕らのハッピーエンド」/Uptown Koenji Gallery(東京)

主な受賞歴
2019 第55回神奈川県美術展 大賞
2019 第37回上野の森美術大賞 入選
2018 第47回シェル美術賞 藪前知子入選
2018 第20回雪梁舎フィレンツェ賞 佳作

主な奨学金
2019年 守谷育英会美術奨励賞

その他の活動
2018 ファッションショー「きかざるつながるよこをみる」 運営・企画/高円寺自治会(東京)
2017 超汐留パラダイス 汐留ストリートフェスティバル
2017 SUMMER( 汐留シオサイト)
2017 第10回「わらアート祭り」新潟市西蒲区と武蔵野美術大学の協働 による制作展示
2017 アーティストインレジデンス「Cokun, Artist Village」