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エイヤル・セーガル

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イスラエル生まれのエヤル・セガール(1982年生まれ)は、ドイツとインド(コーチン)のルーツを持つ。テルアビブのシェンカール芸術工科大学在学中(2006年~2010年)、世界的に有名なアーティスト、シガリット・ランダウのアシスタント兼スタジオディレクターを5年間務めた。

セーガルの作品は、具体的な “場所” を出発点とし、記憶や歴史との関わりにおいて、自己理解を試みるものである。複数の別個の映像を組み合わせマルチチャンネルで提示することで、展示空間における位置的な関係性をも織り込み、新たな解釈の可能性を生み出す。

さらに彼のビデオプロジェクトは、映像が相互に影響し合うように構成され配置されており、展示空間そのものが作品の要素となるように昇華されたサイトスペシフィックなインスタレーションを生み出している。彼の立体的なイメージ映像は時間と場所の彫刻であり、映像に映し出されるアーティスト自身の肉体が重厚なブロンズ像のように空間に存在感を放っている。

2013年は、ネゲブ美術館(イスラエル・ビアシェバ)で初の個展を開催した。それ以降、世界各地の美術館やアートスペース、国際芸術祭での展覧会に多数参加している。

2018年は『第10回恵比寿映像祭 -Mapping the Invisible インヴィジブル-』の地域連携プログラムとして、個展「GROUND LEVEL」をLOKO GALLERYにて開催。

主な展示会
クムホ美術館 (ソウル、韓国)
ポハン鋼鉄美術館 (ポハン、韓国)
Cellule516 (マルセイユ、フランス)
アシュドッド美術館(イスラエル)
ペタチクヴァ美術館(イスラエル)
迫害芸術センター(ゾーリンゲン、ドイツ)
アラド現代美術センター(イスラエル)
ビデオアートミデンフェスティバル&ビデオランド(ギリシャ)
MR.MOV2 ビデオアートフェスティバル(ブレシア、イタリア)
Videoholica ビデオフェスティバル(ヴァルナ、ブルガリア)
ファサード・ビデオ・フェスティバル(プロブディフ、ブルガリア)
XOUTH フェスティバル(アテネ、ギリシャ)
Group Global 3000 のプロジェクトスペース(ベルリン) など。

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